「階段の上り下りで膝がピキッとする」「長く歩くと腰が重だるくなる」。そんなとき、膝にサポーターをしたり腰を揉んだりしていませんか。もちろん一時的なケアにはなりますが、背景に「お尻の筋肉の働きにくさ」があるかもしれません。
お尻は身体にとっての「クッション」
お尻の筋肉(大臀筋など)は、身体の中で最も大きく、力のある筋肉のひとつです。本来、歩いたり階段を昇ったりするときの衝撃は、このお尻の筋肉がクッションとなって受け止めてくれます。
しかし、デスクワークなどで座りっぱなしの時間が長いと、お尻の筋肉は働きにくい状態になってしまいます。
お尻が働かないと、どこに負担が行くか
- お尻が吸収すべき衝撃が、そのまま「膝」や「腰」に伝わる
- 膝や腰が、お尻の代わりに過剰に働いて負担が集中する
これが、膝痛や腰痛が長引く理由のひとつとして考えられています。
「お尻を起こす」という考え方
当院では、単に筋肉をほぐすだけでなく、働きにくくなったお尻の筋肉が使えるように、施術とエクササイズを組み合わせています。お尻が機能し始めると、階段の昇り降りが楽になることがあります。
こんな症状はありませんか
- 階段で手すりを使いたくなる
- 椅子から立ち上がるときに腰が痛む
- お尻の形が垂れてきた、または平らになってきた気がする
- 長時間座ったあと、歩き出しがぎこちない
これらに心当たりがある方は、ぜひ一度ご相談ください。痛みの出にくい身体の使い方を、一緒に確認します。
※当院は医療機関ではありません。身体の状態を確認したうえで、必要に応じて医療機関への受診をご案内します。膝の腫れや熱感が強い場合は、まず医療機関にご相談ください。